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ニラーマヤとの出会い②

更新日:1月5日

ケララという街に降り立ったとき、

まず最初に驚いたのは、想像していた以上に立派な空港でした。


空港を出た時刻は、すでに夜中の12時ごろ。

予約していた空港近くの宿までは、歩いて向かうことにしました。


私と妻、二人で夜の乾燥した赤土の剥き出しの道路をGoogleマップを頼りに歩いてると、ポツンとあらわれた宿は、見た目もそこそこ整っています。入ってみると、まあ、オッケーかなという感じのホテル。案内されるまま部屋まで歩くと

ドーン!と廊下にシヴァ神の絵が描かれていたのを見て、ついにインドに来たなーと感動しました。


「ここなら安心して眠れそうだね」と話しながらベッドに入りました。


……が。


その夜、私たちは本当の意味でインドの洗礼を受けることになります。


何匹もの蚊に吸われ、

一晩中、何度も「プーーン」という羽音で目を覚まされる夜。

眠ったと思ったら起き、起きたと思ったらまた刺される。


朝を迎えた頃には、

妻と二人で「来たね、インド…」と、妙に納得していました。



翌朝、心機一転。

タクシーに乗り、ケララ州の中心エリアである

Ernakulam(エルナクラム)へ向かいます。


街に近づくにつれて、交通量はどんどん増え、

目の前に広がるのは、車、車、車!


その中を、タクシーのおっちゃんは

何事もないかのようにスイスイと運転していきます。



インドに来る前に訪れていた

タイやマレーシアも、日本より交通は激しいと感じていましたが、

インドのそれは、まったく次元が違いました。


「この中を運転するって、本当にすごいな…」

思わず感嘆してしまうほどの光景です。



こうして到着した、ケララ・エルナクラム。


ここで数日間観光をし、

その後マドゥライへ向かう、というのが私たちの作戦でした。


泊まったホテルは、最初の宿より蚊も少なく、

ようやく落ち着いて過ごせる環境。


近くのインド料理屋さんに入って、

現地の人と同じように手で食べる南インド料理を味わいます。



これが、とにかく美味しい。


私も妻も、一瞬でこのケララという土地に惹き込まれました。


ビリヤニ、ドーサ、ミールズ、イドゥリー。

聞き慣れない名前の料理ばかりでしたが、

どれもこれも、本当に美味しい。


気づけば、気持ちもどんどん軽くなり、

旅が一気に楽しくなっていきました。



移動は主にUberアプリを使い、トゥクトゥクで。

インドでは、乗る前に金額交渉があったり、

ドライバー同士でお客さんを取り合ったりすることもよくあります。


その点、アプリで配車できるのは、

旅人にとってかなりの安心材料でした。


ケララは港町で、

どうやら西側諸国が最初に入ってきたインドのエリアだそうです。


その影響もあってか、

インドなのにキリスト教の教会が多くあったり、

肉や魚を気にせず食べる人が多かったり。


私たちが思い描いていた

「インド」のイメージとは、少し違う側面があったのも印象的でした。


……と、ケララ観光の話は、またいずれ。

ここでは、このあたりまでにしておきます。




ケララ滞在も終盤に差しかかった頃。


ふと、

「マドゥライのヨガアシュラムに行く前に、ヨガマットを買っておこう」

と思い立ちました。


そこで、

「ケララ州 ヨガマット」と検索してみたところ、

たまたまヒットしたのが

Niraamaya(ニラーマヤ)というお店でした。


どうやらここでは、

オーガニックコットンのヨガマットを扱っているらしい。


「じゃあ、最終日にここで買おう」

そう決めて、トゥクトゥクと船を乗り継ぎ、

お店のある場所へ向かいました。



ニラーマヤのお店があるのは、フォートコーチというエリア。

離れ島になっていて、観光地としても有名な場所です。


その一角に佇む、ニラーマヤの店内に足を踏み入れると——


色とりどりの、

オーガニックコットン製品が美しく並んでいました。


どれも本当に素敵で、

思わず「わあ…」と声が出るほど。


お目当てのヨガマットを探してみると、

そこには、丁寧に、誠実に作られたことが一目でわかる

立派なヨガマットが並んでいました。



私は、

インディゴブルー × クルクマイエローのマットを。


妻は、

クルクマイエロー単色のマットを。


二人とも、すっかり気に入ってしまい、

嬉しい気持ちいっぱいでお店を後にしました。




まさかこのとき、

このヨガマットを、のちに日本で販売させていただくことになるとは、

この時点では、想像もしていません。


私たち夫婦は、ケララ・エルナクラムを出発する電車に揺られ、

約7時間。


ヨガを学ぶため、

南インド中腹の街、マドゥライへと向かったのです。


 
 
 

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