ヨゴダ設立②
更新日:5月26日
長野県「長谷」
まず、私たちが拠点を構える「長谷(はせ)」という地域について少しお話しさせてください。
ここは長野県伊那市にある、大きな美和湖を囲むようにして南北に伸びる長い谷のエリアです。

南アルプス登山の玄関口であり、元気の出るスポットとして有名な「ゼロ磁場・分杭峠」があることでも知られています。人口は約1500人。湖、田畑、そして山の景色に抱かれ、国道152号線はサイクリングやツーリングスポットとしても愛されています。
この地には、大自然の中で力強くおおらかに生きてきた先住民の方々と、その魅力に惹かれてやってきた移住者たちが、共に協力し合いながら暮らす温かな空気が流れています。

私たち夫婦がこの地に導かれたのは2022年のことでした。
都会を離れ、田舎での暮らしを模索していた私たちは、ネットで見つけた物件をきっかけにふらりと伊那市を訪れました。お目当ての物件はあいにく住める状態ではありませんでしたが、「せっかく遠くまで来たのだから」と立ち寄った地元の不動産屋さんで紹介されたのが、この長谷でした。
まさに偶然の出会いでしたが、直感的に「ここだ」と感じ、この地に移り住むことを決めたのです。
宿とヨガマット
移住後、自分たちで家をDIYしながら少しずつ生活を整えていく中で、私たちは数えきれないほど多くのご縁に恵まれ、支えられてきました。
アジアの旅から帰国した私たちは、ニラーマヤの本社からお話をいただいた「日本での拠点作り」をスタートさせようとしていました。「この大好きな長谷で、何かできることはないか」と、これまでお世話になった方々に相談して回ったのです。
すると、DIYの頃からずっと助けてくださっていた方が、「それなら、私の持っている物件を使ってみないか」と声をかけてくださいました。

そこは元々「農協」として使われていた、私たちにとってはあまりに大きな建物でした。しかし、話し合いを重ねる中で、二つの構想が固まりました。
1. ニラーマヤのヨガマットを販売するテナントとして使うこと
2. その建物を「宿」として再生させること
なぜ「宿」だったのか。
実は、登山や観光で多くの人が訪れる長谷には、宿泊施設が圧倒的に不足していました。地域として、ゲストが滞在できる場所を切実に必要としていたのです。
ヨガマットを販売する方法を探していたら、前回のブログで書いた「アシュラムのような場所を作る」というスワミジの言葉に、期せずして一歩近づくことになりました。
大きな建物の改修は、これまでの私たちにとって最大のチャレンジです。しかし、この豊かな自然の中で、訪れる人が癒やされ、チャージされ、さらに元気になっていく姿を思い描くと、大きな挑戦への緊張感と同時に、とてもワクワクする気持ちの両方を強く感じました。
この事業をやり遂げるために、私たちは会社を興すことを決めました。
いざ会社名を決めようとしたその時、私の内側から閃きとともに湧き上がってきた言葉がありました。
それが、**「ヨゴダ」**でした。

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